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自己再生のコミュニティ〜【本】『ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉』〜

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昨年「読書メーター」に登録した本が、たった15冊…ホントに!? 軽いタッチの文庫本や実用書的なものは含まれてないとはいえ、 これは少ない…。 日本で研修などに参加出来ないぶん、 今年はずっしりした本も意識的に読もうと決意新たにしました。 …そして、なんと2013年1月に購入し、 日本からはるばるアメリカに持って行ったこの本を、 やっと読みました…! 『ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉』  正直、この本に取り組む余裕がないほど いっぱいいっぱいだったこの3年間だったというのは 情けないというか、仕方ないというかw色々思う所ありますが、 今読むことにもとても意味があると思わされました。 読み進めるとどんどん加速して引き込まれるタイプの本です。 それを知ってたら、もっと早く読み始めたかも(負け惜しみか)。 皆さんのレビューの通り 「はたらいている」人(有償無償問わず!営利非営利問わず!)は 全て一読の価値があると思います。 個人的にはもう、ガンガンに響く場所だらけでしたが、 中でも「自己再生のコミュニティ」という考え方は 非常に腑に落ちました。 私はクラウドツールの恩恵に預かり アメリカから日本のNPO法人マドレボニータの 仕事をしていますが、クラウドで心地よく働くには、 親しいコミュニティ、目に見え、手に触れ、 言葉を直接交わせる日常の世界も同時に満たされていることが 非常に大事だと、ちょうどここ数ヶ月感じていたのです。 そこが満たされていれば、クラウドでの働き方は 今よりさらに可能性や、より多くの人にとっての 実現性を増すのではないかと。 私にとっては、子どもの補習校を通じてのつながり、 英語を学ぶESLやコミカレの場、そこでの出会い、 ボランティア活動、我が家に人をお招きして飲むひととき、 もちろん家庭…などの場が、クラウドでの働き方を この先も実りあるものにしていくために必要不可欠なんだ、 ということがあらためて腑に落ち、言語化され、 非常に清々しく2016年をはじめられそうです。